今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。新指揮官は、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット氏が有力視されている。

クロップは4-3-3システムを志向してきたが、スロット監督は4-2-3-1システムを使ってきた。中盤の一角として地位を確立しつつある日本代表MF遠藤航がどうなるのかは気になるところだ。そうしたなか、『The Athletic』は、こう伝えていた。

「スロットの4-2-3-1では、トレント・アレクサンダー=アーノルドがサイドバックから(ボランチに)転向するかもしれない。この25歳は、アレクシス・マカリステルや遠藤航ら“6番”とダブルボランチを形成することに慣れている。

スロットのビルドアップでカギになるのは、2人のセンターバックと2人の守備的MFによるボックスだ。世界最高のパサーのひとり(アーノルド)がいれば、相手のプレッシングを打破する重要な武器になるだろう」

右サイドバックのアレクサンダー=アーノルドをボランチに完全コンバートする可能性があるようだ。もともとセンターハーフだった彼は偽サイドバックとして中盤でプレーしてきたほか、イングランド代表ではMFとしてプレーすることもある。

コンバートで「サッカー人生が変わった」伝説の10名

スロット監督のチームもクロップ同様にハイプレッシングを志向するが、果たして。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」