今夏にEUROを開催するドイツはこれまで3度の優勝を誇る。
1980年大会は西ドイツとして優勝を果たしたが、当時の代表選手が経済的困窮に苦しんでいる。
ドルトムント、シュトゥットガルト、マンチェスター・シティでGKとしてプレーしたアイケ・インメル氏だ。63歳の同氏は1982年と1986年のワールドカップ、1988年のEUROにも出場した人物。ドルトムントでは弱冠17歳で守護神になると、記録的な移籍金でシュトゥットガルトに引き抜かれた。
だが、2008年に破産すると現在はシュタットアレンドルフ市から1130ユーロ(18.6万円)の給付を得て生活しているそう。
『SAT.1』で「(現役当時は)神のような暮らしをしていた。普通の人ならみんな、そんなことあるはずがないと言うようなこともした」「お金を扱うのは得意じゃない。その月をやりくりするのも大変」と話していたという。
電話代に10.5万ユーロ(1700万円)、クリスマスには恋人に2.9万ユーロ(478万円)の洋服を買うなど散財し、請求された95万ユーロ(1.5億円)の税金支払いが不可能になったとか。
“サッカー界最大の詐欺師”も…「破産した12名の有名選手たち」
生活保護の半分以上は家賃として支払っているため、預金残高は2ユーロ(330円)しかなく、家具を貰うなど友人たちの援助も頼りにしているとのこと。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」