フェイエノールトの上田綺世が5日のエールディビジ第32節ズウォレ戦で2試合連続ゴールを決めた。
この日も先発起用されると前半33分に先制点を奪取。当初はオフサイドかと思われたが、得点は認められている。
今季4点目となった上田にとってホームでの初ゴール。フェイエノールトの本拠地デ・カイプでゴールした日本人は2011年4月17日のヴィレムII戦の宮市亮以来だそう。
ただ、上田は後半22分に訪れたPKは決められず…。それでも試合はフェイエノールトが5-0で快勝している。
上田は4月25日のゴーアヘッドイーグルス戦に続いての先発起用。アルネ・スロット監督はメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスではなく上田をスタメンに抜擢した理由をこう説明している。
「ゴーアヘッドイーグルス戦後、選手たちに6日の休みを与えた。特に休みが少なく、すぐに別の大会に出場する代表選手たちに重点を置いて。だから、ヒメネスは2~3日しか練習できなかった。ズウォレ戦でプレーさせるには少なすぎると思った。上田は先週よかった。だから、彼はスタメンに残った」
メキシコ代表はこの夏にコパ・アメリカに出場し、6月22日に初戦を迎える。なお、ヒメネスはズウォレ戦で後半20分に上田との交代で投入されると、PKを含めて2ゴールを決めた。