本田圭佑も所属したことがあるイタリアの名門、ACミラン。
同時期にミランに在籍したアデル・ターラブがカカとの秘話を明かした。悪童として知られたターラブは2014年1月にミランに加入し、半年だけプレーしている(当時の10番は本田)。
そのターラブは『Gazzetta dello Sport』でこんな話をしていたそう。
「3人対2人で攻撃するトレーニングだった。
カカのほうがいいポジションにいたが、俺は超仲良しだったマリオ・バロテッリにパスを出した。すると、カカは俺に向かって怒鳴りはじめた。
俺はカッとなったが、最初は放っておいた。カカはミランで神だったからね。それでもカカは怒鳴り続け、俺を侮辱した。
5分後、俺も応戦しなきゃいけなくなった。彼の首根っこを掴んだ。だが、セードルフ監督から彼をそっとしておけと説得された。当時のカカは調子を落としていて、個人的にネガティブな時期だった。
俺の代理人は彼をよく知っていたので、全てをすっきりさせるために電話した。で、彼は翌日に俺をランチに誘い、謝罪してくれた。キャリアで悪い時期にあるんだとね」
カカは2015年に9年連れ添った妻カロリーネさんと離婚。その後、一旦は復縁したものの、結局は破局した。
なお、34歳になったターラブは、現在、UAEのアル・ナスルでプレーしている。