そして、試合中のルールも特殊なものなっている。
・試合開始
サンタ―サークルの5メートル上のケージからボールが落とされる。水球のように、選手はゴールラインで待機し、青信号がついたらボールを追いに動く。ボールのポゼッションを維持するためにバックパスする必要がある。
(キックオフで試合を始めるのではなく、水球のようなスタイル)
・前半0~5分
1vs1とGKで試合開始。7人対7人になるまで、1分おきに選手が1名ずつプレーに参加していく。
(試合開始時にそれぞれのチームでピッチにいるのは、GKとフィールドプレイヤー1人の2名だけ。前半5分までに1分おきに1名ずつ選手が追加されていく)
・前半5分~(これ以降、チームは選手交代が可能)
・前半18分(前半残り2分)
スタンドからゲストがサイコロを投げ、その数字に基づき、残り2分間のチームの選手数が決定される。サイコロの数字とフィールドプレイヤーの人数は以下の通り(6の代わりにキング)。
キング:1人vs1人(GKつき)
1:1人vs1人(GKなし)
2:2人vs2人
3:3人vs3人
4:4人vs4人
5:5人vs5人
サイコロにより決定された人数の選手がゴールラインに集まり、ボールはセンターに。
・20~38分(後半0~18分)
後半は再度ケージからボールを落とすところから開始。前半とは異なり、14人の選手は開始と当時にプレー(1人ずつ追加ではない)
・38~40分(後半ラスト2分)
ダブルゴール
後半最後の2分間に決まったゴールは2点としてカウントされる(ただし、その時点で試合が同点でないときに限る)※負けている側の逆転要素
ゴールデンゴール
試合がその時点で同点だった場合、最初にゴールを決めたチームの勝利となる。
・40分経過して同点だった場合はPK戦
各チームが5回のPKを行う。それでも同点の場合は片方がPKを決め、片方が外すまで続ける。
・ペナルティ(罰則)
イエロカードは2分間出場停止。レッドカードは退場(カード提示の5分後に別の選手が試合に参加できる)。
特殊ルールや逆転要素などエンタメ性がかなり高いものになっている。加藤氏によれば、「予選は小さいスタジアムだが、本番(決勝トーナメント?)は6万人収容」の会場で行うそう。
ピケは「ジュンイチ、こんにちは。キングスワールドカップで待っています」と日本語で加藤氏にメッセージを送っていた。