レアル・マドリーからスペイン3部のラージョ・マハダオンダへローンされている中井卓大。

25日に今季のリーグ最終戦を迎え、中井は15試合ぶりに先発するも68分に途中交代。チームも0-1でジムナスティック・タラゴナに敗れ、最下位での4部降格が決まった。

2014年に加入して以降、レアル・マドリー一筋でキャリアを積んできた中井。しかしBチームのレアル・マドリー・カスティージャでは出場機会をなかなか得られず、今季は初めて別のクラブでプレーすることを決断した。

ローン先にはマドリード州マハダオンダをホームとする3部リーグのラージョ・マハダオンダが選ばれたが、開幕からしばらくベンチスタート。15節のUEコルネジャ戦で初先発を果たしたもののスタメン定着とはならなかった。

結局、リーグ戦38試合で先発出場はわずか5試合。途中出場も13試合にとどまり、シーズン合計でのプレー時間は552分と、「1試合90分」と考えれば6試合+12分の出場、そして無得点に終わっている(※出場記録はスペイン3部リーグ公式より)。

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昨年10月に20歳になった中井。2022年2月にレアル・マドリーとの契約を2025年夏まで延長しているが、3部で結果を出せなかったことで、キャリアの転機に差しかかっていると言えそうだ。

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