中井卓大がプレーするスペイン3部のラージョ・マハダオンダ。
31日に敵地で行われたセスタオ戦は試合途中で打ち切られる事態となった。『AS』によれば、その理由はマハダオンダのセネガル人GKシェイク・サールに対する相手ファンによる人種差別的行為。
サールは人種差別的罵声を浴びせたファンと対峙した結果、退場処分を宣告されたという。その後、マハダオンダはプレー続行を拒否し、審判は試合を打ち切ることになった。
この件について中井はInstagramのストーリーでスペイン語のメッセージを投稿している。
「今日、セスタオの本拠地で起きたことは本当に恥ずべき。観客席の一部が、肌の色を理由にサールに人種差別的な侮辱を浴びせた。また、RFEF(スペインサッカー連盟)は試合終了時に僕らを強制的に追い出した。恥かしい。信じられない。2024年なのに、スタジアムでは愚かな人間が暴れている。僕らはみんなサールとともにある。人種差別反対」
スペインサッカー連盟は「適切な決定を下し、懲罰問題を解決する」との声明を出した。
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スペインでは30日に行われた1部リーグのヘタフェ対セビージャ戦でもマルコス・アクーニャに対する人種差別騒動が発生。セビージャDFセルヒオ・ラモスは「やつらを見つけ出し、出入り禁止にすべき時だ。分離ではなく、団結するためのスポーツでなければならない」と訴えている。
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