かつてレアル・マドリーでもプレーした元フランス代表のレジェンドであるクリスティアン・カランブー。
彼の生まれはニューカレドニアであり、地元の観光大使を務めたこともある。
『BBC』によれば、そのニューカレドニアでカランブーの親族が殺害される事件があったという。賛否ある投票改革にともなうトラブルによって7人が死亡し、カランブーの姪と甥も亡くなったとのこと。
カランブーが戦略アドバイザーを務めるオリンピアコスは、フィオレンティーナとのUEFAカンファレンスリーグ決勝を控えている。それを前に彼はこう明かしたという。
「親族を喪った。それが黙っていた理由だ。喪に服していたからね。親族2人が頭を撃たれた。この殺人についての捜査が行われることを願う」
現在、ニューカレドニアでの選挙権は先住民のカナック族と1998年以前にフランスから移住してきた人々に限られている。計画されている改革では、ニューカレドニアに少なくとも10年以上滞在している者を含めたより多くのフランス系住民が投票できるようになる。
カランブーも一員であるカナック族のコミュニティが現地での抗議活動を先導しているという。