今夏のEUROを開催するドイツ。
先日発表された候補メンバーからドルトムントDFマッツ・フメルスが外れたことは大きな話題になった。
ユリアン・ナーゲルスマン監督は昨年10月に彼を代表に呼び戻していたが、候補メンバー発表の2週間前に電話で落選を知らせたようだ。
35歳のフメルスは、『Sport Bild』のインタビューでこう明かした。
「(会話は)短かったし、失望した。2分もなかった。ちょうど練習に行くところだった。ただ、こういう時に長い会話や長い説明は必要ない。それで十分だった。
自分が正しく理解しているなら、彼(ナーゲルスマン)はジョーカー役を引き受けること以外にも気にすることがあったようだ。自分が理解するに、年齢的なことやフィットネスのほうが問題だったようだ。
個人的には苦しい。なぜなら、自分はドイツで最高のディフェンダー5人には入っているし、自信もある。
基本的に最高の26人がノミネートされることはない。大会では1分もプレーしていない選手がそこにいることを最高に嬉しく思えるかが常に問題だ。自分が監督でもそうする。
(ドルトムントのチームメイトの)ほとんどは『お前も一緒に来るべきだった』と言っていた」
フメルスは3月時点でEUROではCBの5番手としてベンチ要員になることも受け入れるとナーゲルスマン監督に伝えていたそう。
試合に出られなくても構わないと進言していたものの、最終的には年齢的なことなどで除外されたと理解しているようだ。