アメリカ・メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスに対し、1300人以上のファンが「チケット代返金」を求める署名活動を行っているとのこと。
5月26日に行なわれたMLSのバンクーバー・ホワイトキャップス対インテル・マイアミは、1-2というスコアで終了した。
バンクーバーに所属している高丘陽平が先発フル出場した試合でもあり、観客数はなんと5万1035人を集めた。
MLSのチケットは通常30ドル(およそ4700円)前後で販売されているものの、この試合ではリオネル・メッシやセルヒオ・ブスケツ、ルイス・スアレスが来るとあってプレミアム価格に。
最終的には1枚300ドル(およそ4万7000円)から600ドル(およそ9万4000円)にまで高騰していたとのことで、それでもスタジアムを5万人以上の観客が埋め尽くす大盛況となった。
ところが、結局そのリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケツ、ルイス・スアレスは3人ともベンチ入りすることなく、ファンの前に顔を表すことはなかった。
しかも彼らは負傷しているわけではなく、マイアミからバンクーバーという飛行機で6時間以上かかる距離を懸念したものだったと噂されたため、ファンのソーシャルメディアではクラブに対する批判が溢れかえったという。
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そして今回バンクーバーのファンは「Change.org」という署名活動サービスを使用し、クラブに対して「誇大宣伝で高騰していたチケットの返金」を求める署名活動をスタートさせた。
嘆願書の主催者であるラシェル・レンツィ氏は「バンクーバー・ホワイトキャップスは誤解を招く宣伝を行い、チケット価格の高騰に繋げた。300ドルから600ドルという価格はあの3人がいなければ正当化されないもので、しかもこれはホワイトキャップスが設定した正規の価格であり、転売の値ではない。通常では30ドル前後のものである」と説明しているよう。