35歳になった元日本代表DF吉田麻也。ヨーロッパで長く活躍した彼は昨年からアメリカのMLSでプレーしている。
Tokyo FMで放送されている『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、「40代になって体重が増えていて、どうすれば締まった体型になれるか」という質問に答えていた。
吉田は、健康的に痩せるのは非常に難しいとしつつ、加齢によって基礎代謝が落ちるわけではないという説もあるらしいと紹介。そのうえで、こんな話もしていた。
「僕のオススメは、無理せずに規則正しい生活と規則正しい食事と適度な運動が必要なんじゃないかなと思います。
知り合いにボクシングをやっていた人がいて、階級が変わったり、減量をする人は選手寿命が短くなる、過度の体重変化はかなり体に負担をかけると。
だから、無理してガッーと痩せようとするのはあまりよくないし、結局もとに戻ってしまうので、なだらかに体重を減少させていって、健康的な体を作っていくのが大事。
僕はアメリカとかヨーロッパにいるじゃないですか、だから、日本人の人を見て、日本人の問題は痩せすぎっていうのもひとつの問題であって。
痩せすぎているからこそ、筋力が落ちてきて、歳が上がっていくと色んな不都合が出てくるのも日本人特有の症状のひとつだと何かで見ました(笑)ある程度は太っていてもいいんじゃないかな、幸せな人生を送ってきているから、いいんじゃないのって」
欧米でプレーしてきた吉田からすると、日本人は痩せすぎだとも感じるとか。
なお、『Healthline』によれば、アジアは世界で最も体重が低く、日本人の平均BMIは22.9だったのに比べて、アメリカは28.7だったそう(2005年の数値)。また、太り過ぎとみなされる人の割合では、アジアが24.2%なのに対して、ヨーロッパは55.6%、北米は73.9%にもなるとか(世界平均は34.7%)。
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