先日行われたフランス1部リーグであるリーグアンの最終節。

南野拓実が所属するモナコはナントに4-0で勝利したが、ゴールも決めたマリ代表MFモハメド・カマラの行動が物議を醸した。

LFP(フランスプロサッカーリーグ連盟)はリーグ最終戦でアンチホモファビアのキャンペーンを展開。

ユニフォームの胸に特別なワッペンがつけられ、袖のリーグロゴはレインボーカラーになった。だが、カマラは胸のワッペンをテーピングで隠し、レインボーカラーも黒く塗り潰していたのだ。

フランスのスポーツ大臣は「LFPに私の考えを伝えた。このような行為は選手とそれを許したクラブに最も強い制裁を加えるべきものだ」とカマラとモナコを痛烈に非難。

『BBC』によれば、LFPはカマラに4試合の出場停止処分を科したという。

LFPはカマラから聞き取りを行ったとしつつ、「同性愛嫌悪との闘いに対する意識を高めるための行動」を拒否したために処分を下したと説明している。

欧州で「最も嫌われている」5つのチーム

一方、マリサッカー連盟はカマラを支持しており、「選手も他の人々と同じ市民であり、その基本的権利はいかなる状況においても守られなければならない」との声明を出した。マリは国民の9割が同性愛を禁じるイスラム教の教徒とされている。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名