ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧。

彼は1部リーグでのプレーを熱望しているが、クラブは昇格を逃した。契約が2025年までになっていることもあり、この夏の移籍が必至とされている。

田中の市場価値は350万ユーロ(5.8億円)とされており、『Bild』によれば、フォルトゥナは300万~400万ユーロ(5億~6.7億円)ほどの移籍金を希望しているという。

ただ、最近の移籍期間内に田中に関する交渉が行われたことは一度もないため、いまだ具体的なプランはなく、現実性はまったく不明だとか。シーズン後半は好調だったために買い手はあると考えられているものの、実際のところは不透明な状況のようだ。

また、フォルトゥナ側は田中のアドバイザーの仕事ぶりにかなり苛立っているとも。クライアント(選手)が移籍を望むなら、それは代理人の仕事になるはずにもかかわらず、代理人があまり気を払っていなかったため、クラブ側が買い手を見つけなければいけないという印象を受けたとか。

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昨年のような退団条項がないため、今夏はクラブと選手側は協力しなければいけない現状ながら、いまだに代理人は移籍先や移籍金に言及する気配がないとも。そのため、田中の売却プランはあるものの、大きな疑問符もあるとのこと。

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