今夏行われるパリ五輪。EURO2024やコパ・アメリカ2024と同じ年に開催されることもあり、一部の選手は2つのビッグトーナメントに連続して出場することが可能だ。
それを誘われていた選手の一人がアルゼンチン代表のリオネル・メッシ。U-23代表監督を務めるのがかつての盟友ハビエル・マスケラーノであるということもあり、交渉が行われていたという。
しかしながらメッシは最終的にコパ・アメリカのみの出場となり、パリ五輪へのオーバーエイジ登録は断念することになった。『Eurosport』によれば、メッシはその判断について以下のように答えていたとのこと。
「マスケラーノ監督とも話したが、実際はお互いに最初から状況を理解していたんだ。『コパ・アメリカに出場するなら、パリ五輪でのプレーは難しいだろう』とね。
2~3ヶ月もの間クラブでプレーできなくなってしまうし、何よりも僕はすべての試合に参加できるような年齢ではないからね。プレーする試合は慎重に選ばなければならないし、2つの大会を連続でこなすのは無理があるよ。
かつて北京五輪(2008年)に出場し、マスケラーノとともに優勝できたことはとても幸運なものだったと思うよ。サッカーという点では素晴らしい経験だった。オリンピックもそうだし、U-20ワールドカップもそうだね。今も忘れられない思い出だ。
幸運にも、あれだけの経験を積むことができた。それは素晴らしいものだ。オリンピックは特別な大会だし、参加する選手たちが僕と同じように楽しんでくれることを願っているよ。五輪は本当に他の何とも違う大会だからね」
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6月20日から7月14日までコパ・アメリカが開催され、パリ五輪はその1週間後からスタートするというこの夏のスケジュール。
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)は春秋制で夏にも試合が行われるということも含め、2つのコンペティションに連続参加することは最初から「難しい」と分かっていたという。