今シーズン限りでレアル・マドリーとの契約が満了となったスペイン代表DFナチョ。
マドリーとの契約更新の可能性のほか、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)でキャリアの最後を過ごすのではないかとも報じられてきたが、現在はサウジアラビアへの移籍に近づいているようだ。
『Marca』によれば、ナチョに接近しているのはサウジアラビアリーグのアル・イティハドとアル・ナスル。
ナチョはその前者のアル・イティハドと前向きに交渉しており、シーズンあたりの給与2000万ユーロ(およそ33.7億円)の2年契約という条件が提示されているとのこと。
レアル・マドリーでナチョは年俸550万ユーロ(およそ9.3億円)を受け取っていたとのことで、それよりも4倍近い額を手にすることになりそうだ。
またサウジアラビアでは特別な税制があるため、一定の期間同国で過ごせば納税が免除されるという点もあり、スペインよりもかなり収入面で優遇されることになる。
アル・イティハドにはかつてレアル・マドリーでチームメイトであったカリム・ベンゼマが所属しており、ナチョにとっても心強い味方になりそうだ。
なお、アル・イティハドは昨季優勝を逃したこともあってマルセロ・ガジャルド監督を解任する予定で、ユヴェントスを退任したマッシミリアーノ・アッレグリ監督が招聘される可能性が高いと言われている。