EURO2024で決勝トーナメント進出を決めたポルトガル代表。
39歳のクリスティアーノ・ロナウドは史上初の6大会目の出場、41歳のペペは最年長出場記録を樹立した。
そうしたなか、35歳の元日本代表DF吉田麻也は、Tokyo FMで放送されている『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、2人についてこう話していた。
「クリスティアーノ・ロナウドはなんと6回目の出場ということで、バケモンですね。24年間代表にいるとことですけど、これは久保建英選手(23歳)と同じくらいの年を代表でずっとやっているということですよね。バケモンだろ、これ(笑)
そして、もっとすごいのが41歳のペペ選手ですね。僕も同じDFなので、どうしてもそっちに目が行っちゃうんですけど。
どちらも動きが洗練されているなというか、無駄がないなと思います。
ロナウド選手はユヴェントスにいた時に僕も何度か対戦していますけど、その時もあまり動かないなという印象があったんですけど、要所要所でエネルギーを発揮する。当時も36~37歳だったんですけど、そういうのが見受けられたんです。
今はその動かないなかでも、すごい質が上がっているなと、この大会を見て思いますね。すごくプレーもシンプルだし、勝つ方法というか、点を獲る一番最短の方法を見出してるなっていう感じはしてます。
ペペ選手でいうと、正しいポジションを常にとり続けているというのが、DF目線だとありますね。
だから、昔みたいな荒々しさとか、身体能力でカバーするところは、もちろん無くなっているんだけど、その分、正しいポジションと正しいタイミングで必ずいなければいけないところにいるのは、ベテランの良さが出ていると思う。
たぶん、他の若い選手にも影響がすごくあるだろうなと見ていて思いますね」
2人の大ベテランは効率的なプレーが最適化されていると感じているようだ。
また、吉田はEUROもコパ・アメリカもアジア同様に国同士の戦力差がなくなってきつつあるとも話していた。