日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダ。
日本のヤスダグループが胸スポンサーになった影響で、5月に来日したチームは7月にも再来日する。
そうしたなか、『Mundo Deportivo』は、「久保はサッカー界にとどまらない金脈だ。600万ユーロ(10.3億円)以上になるヤスダとの契約の立役者であり、ユニフォームを最も売る人物」という記事を伝えていた。
「久保建英はピッチ上でドリブルや魔法を繰り出すだけではない。このアタッカーは彼に報酬を支払うクラブにとって、一種の経済的な金鉱でもある。
川崎出身の久保の日本や世界での人気は、プロモーションやマーケティング、ひいては収入面でソシエダに恩恵をもたらしている。久保はピッチでゴールを決め、財政にも貢献する。
クラブは具体的な数字を示さないが、紛れもない現実がある。ソシエダのショップで最も売れているユニフォームは、TAKEの名前が入った「14番」である。
日本人選手のシャツの売れ行きは絶え間ない。そして、スタジアムには、試合のチケットとアイドルの公式ユニフォームを買う日本人たちがいる。アノエタの周辺やスタンドに日本人が溢れかえっているのを、スタジアムの常連たちは目撃してきた。
さらに、久保の存在は、ソシエダがヤスダのような支払い能力のある企業とスポンサー契約を結ぶ決め手となった。クラブでは彼らを戦略的パートナーと呼んでいる。
昨季は胸スポンサーやさまざまなメディアに広告を掲載し、600万ユーロ以上の貢献をしている。5月と7月に日本で開催される親善試合は、このつながりの対価である。
さらに、ソシエダはSNS上で最も急速に成長しているクラブのひとつとなっている。どこまでが久保のおかげかはわからないが、昨年3月にはTikTokの再生回数が5000万回に到達し、世界で5番目に多いスペイン語圏のクラブになった」
久保はピッチ上だけでなく、ピッチ外での財政面でもソシエダに恩恵をもたらしてるとのこと。
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ただ、7月の再来日はプレシーズンに影響を与えるもので、イマノル監督は気に入らないかもしれないとも現地では伝えられている。