24日にパリ五輪の男子サッカーが開幕。U-23日本代表はグループステージの初戦でパラグアイ代表と対戦し、5-0という大勝を収めた。

キャプテンを務める藤田譲瑠チマは、試合直後のインタビューで「すごく大きい(勝利)。チームとしても良い流れに乗れると思いますし、内容的にもすごく良かった」とこの結果を喜んだ。

相手は、ブラジルなどを退け南米1位で五輪へやってきたパラグアイ。伝統的な守備の強国として知られるが、その相手から19分に先制点を奪った。

「先制点を取れたのがすごく大きかったです。チームとしてもアグレッシブにサッカーできたのでそういったところで相手を上回れたのかなと思います」

その後、パラグアイが退場者を出して数的優位に。しかし藤田によれば「特に自分たちのやるべきことは変えないという話はしていました。このまま点を取って、得点差をつけられるようにやろうと」と話していたという。

その言葉通り、後半に日本の攻撃が爆発した。「セットプレーであったりカウンターであったり、いろんな得点の取り方だった。すごくバリエーションもありましたし、内容的にもすごく良かったかなと思います」

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直前に行われた開催国フランスとの強化試合は1-1で引き分けたものの一方的に攻め込まれた。試合後に課題を多く語っていた藤田だが、この日の内容はかなり満足いくものだったようだ。

次は27日(土)、3月の強化試合で完敗を喫したマリ代表との試合になる。藤田は「しっかり準備して勝ち切りたい」と意志的な表情で語っていた。

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