パリ五輪のグループステージを全勝で突破したU-23日本代表。
パラグアイには5-0、マリとイスラエルには1-0で勝利し、まだ失点していない。
準々決勝で対戦するのは、グループC2位のスペインだ。スペイン紙『AS』は、「これが五輪準々決勝でライバルになる日本だ」として、U-23日本代表を早速紹介している。
「日本は23歳以上のオーバーエイジを起用していない唯一のチームであるため、非常に特別だ。ヨーロッパ各地に散らばる7人を除いて、主に国内リーグでプレーしている選手で構成されている。
今大会での日本のパフォーマンスは非常にいい。グループステージを完璧に締めくくり、9ポイント中9ポイントを獲得した。
52歳の日本人監督である大岩剛は、選手として、そして監督としての経験があるため、自国で育っている才能を熟知している。
日本には文句なしのスターはいないが、むしろ、個人よりも非常に完成度の高いチームとして際立っている。
そのなかで、キャプテンでもある藤田譲瑠チマは、アジア大会でMVPに選ばれるなど目立つ存在になっている。
チームをプレーさせる役割を担っているのは、左サイドからフィニッシュフェーズでチームメイトと連携する、アシスト数トップの斉藤光毅だ。
2ゴールの三戸舜介や2アシストの斎藤のように、主役としてより大きな役割を果たしている選手がヨーロッパでプレーしていることは注目に値する」
スター選手はいないものの、組織としてまとまっていると警戒しているようだ。
注目のスペイン戦は日本時間3日(土)午前0時にキックオフされる。