パリ五輪のサッカーは男女ともグループステージが終わり、本日から決勝トーナメントが行われる。

そんな五輪では、これまでスターが意外な躓きを見せてきたことも多い。そこで今回は、五輪では輝けなかったスター選手たちを見ていきたい。

アレクシス・マカリステル

ブライトンでブレイクし、昨季からはリヴァプールでプレーしているアレクシス・マカリステル。

20歳でデビューしたアルゼンチンA代表ではその後長らく招集から遠ざかっていたものの近年は主力として活躍しており、2022年にはワールドカップ優勝に貢献した。

今夏にはコパ・アメリカも制するなどアルゼンチンの国際大会での成功を支えている。一方で2021年に行われた東京五輪は失望の結果に。

大会を通してなかなか得点に絡むことができず、チームはグループステージ敗退という結果に終わっている。

ランダル・コロ・ムアニ

EURO2024のフランス代表に選ばれ、決勝トーナメントで貴重なゴールも記録したランダル・コロ・ムアニ。

若手時代は母国のナントでプレー。リーグアンで9得点をマークしたシーズン後に行われた東京五輪に出場し、本大会では2アシストを記録した。

ただ、3戦目の日本戦ではゴールを挙げられないまま後半に退場処分となるなど精彩を欠いた。フランスは日本に0-4と大敗し、グループ敗退となった。

クラブではその後再びナントで活躍し、2022年にフリーでフランクフルトへ加入。ドイツでその価値を大きく高めていった。