フェイエノールトで2年目を迎えた日本代表FW上田綺世。1年目と同じようにメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えという立場は変わっていない。

『VI』によれば、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストからオファーがあるヒメネスだが、現時点ではフェイエノールト残留を望んでいるという。

ノッティンガムは2500万ユーロ(40.4億円)の移籍オファーをフェイエノールトに送り、ヒメネスには年俸300~400万ユーロ(4.8~6.4億円)を提示する構え。これはフェイエノールト史上最高額の移籍金となるものだが、フェイエノールトもヒメネスも現時点ではこれを望んでいないという。そのうえで、こうも伝えられている。

「ヒメネスがもっと長く留まる場合、フェイエノールトは上田に“説明しなければならないこと”を抱えることになる。

この日本人選手は2年ベンチに座るために来たわけではない。さらに、フェイエノールトは900万ユーロ(14.5億円)で獲得した上田をプレーさせないわけにもいかない」

フェイエノールトはヒメネスの移籍を見越して、上田を獲得していた。その目論見が外れることになれば、控えに甘んじる上田に説明を余儀なくされるということのようだ。

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フェイエノールトは今季のCLに出場するが、プレミアリーグ17位でギリギリ残留したノッティンガムは欧州コンペティションに出場しない。そのあたりがヒメネスの希望とはそぐわないようだが、果たして。

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