浦和レッズは、27日にペア・マティアス・ヘグモ監督との契約解除を発表した。また、コーチ陣も退任が決まっている。

そして、昨季までチームを指揮していたマチェイ・スコルジャ監督の復帰も併せて発表された。就労ビザ発給などの手続きが完了するまでは、池田伸康コーチが暫定的にトップチームの指揮を執るとのこと。

浦和は暫定ながらJ1で13位と低迷。今季新たに招聘したヘグモ監督は28試合で10勝8分10敗という成績で解任が決まった。

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その浦和は、スポーツダイレクターである堀之内聖氏から、ファン・サポーターのみなさまへという声明も発表している。

「2020シーズンのフットボール本部立ち上げ以降、約4年半の間に4度目の監督交代を行うという事実を、重く受け止めております。」としつつ、「今回の決断につきましては、継続を旨としてチーム編成を行う上で、短期間での監督交代に強い葛藤があったことも事実ですが、監督を代えないことを目的化せず、これまでの公式戦全28試合の成績、試合やトレーニングを通じて可視化されるスタイルの浸透度、ピッチ外も含めた選手やコーチングスタッフに対するマネジメントスキル等を定量、定性の両面から総合的に評価した結果をもとに行いました。総評としては、やはり始動時に描いた成長曲線に対し、現時点でのチームの完成度は後れを取っていると言わざるを得ません。当然ながら、その原因が全て監督にある、という短絡的な他責思考で判断を行うのではなく、シーズン途中での移籍による選手の入退団や傷病による選手のコンディション不良が及ぼすスカッドの変化、その他の変動要素も考慮した上で、取るべき手段とそのタイミング、直接間接を問わない二次的影響も視野に入れた検討の結果、成長の方向性を継続することと、成長のスピードを上げることの重要性を再確認し、そのための手段としてこのタイミングでの監督交代という決断を下しました。」と説明。

そのうえで、「昨シーズン表現できていた強固な守備と、今シーズン強化された攻撃とを高次元で結びつけることを目指します。そしてそれを実現できる可能性が最も高い監督であるという評価に基づき、マチェイ・スコルジャ氏を後任監督として招聘いたしました」とも説明している。

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