小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3人が所属することになったオランダ1部のNECナイメーヘン。
8月31日に行われたフォルトゥナ・シッタートとのエールディビジ第4節に3-0で快勝した。肩の怪我から戻ってきた小川は前半35分に先制ゴールを決めている。
『ForzaNEC』によれば、NECのロヒアー・マイヤー監督は、小川のゴールを賞賛しつつ、塩貝の加入が刺激になったかもしれないと話していたそう。
「あれは彼の真骨頂だ。素晴らしいゴールだったし、ペナルティエリア周辺での彼のクオリティの高さでもあった。彼にとっていいことだ。(ゴールするのを)とても望んでいるからね。
彼はこう思ったはずさ。『ちくしょう、俺の同胞(塩貝)を獲得しやがった。シュートを打ってやるぞ』ってね。この数日の彼はそんな空気感を醸し出していたよ。
時に刺激になるように彼の尻を蹴ってやる必要がある。彼にはもっとやってほしいし、もっとボールに触れて、試合に関与してほしい。
彼は苦しむこともあるので、そのことについて話している。こういうボールに対する彼のクオリティは分かっている。毎週ああいうシュートを打つわけではないが、いつもその場所にはいる。彼にとっていいことだし、競争にとってもいいことだ」
NECはテクニカルディレクターが日本人選手を好んで獲得してきた。今後は小川と塩貝の日本人同士によるポジション争いにもなるかもしれない。