ワールドカップのアジア最終予選、第2戦でバーレーンと対戦する日本代表。

ホームで中国に7-0と大勝した日本だが、中東でのアウェイ戦は完全に別物。しかもバーレーンは初戦、オーストラリアにアウェイで1-0の勝利を収めている。

また現地メディアによれば、バーレーンサッカー協会の会長はバーレーンサポーターが日本戦に無料で入場できるよう指示したとのこと。悲願のワールドカップ初出場に向けて、全力で日本に向かってくることは間違いない。

そんなバーレーン戦、日本代表はどのようなスタメンで臨むのだろうか。似たシチュエーションだった2次予選の初戦と第2戦を踏まえて考えてみたい。

昨年11月に始まったアジア2次予選。日本は初戦、ホームのミャンマー戦で5-0の大勝を収めたのち、今回と同じく中4日で迎えたアウェイのシリア戦も5-0で勝利。このシリア戦は、日本で放送・配信がなかったことでも話題となった。

この時、日本はミャンマー戦→シリア戦でスタメンを9人入れ替えている。

■ミャンマー戦 スタメン
GK:大迫敬介
DF:毎熊晟矢、谷口彰悟、町田浩樹、中山雄太
MF:田中碧。鎌田大地、堂安律、南野拓実、相馬勇紀
FW:上田綺世

■シリア戦 スタメン
GK:鈴木彩艶
DF:菅原由勢、谷口彰悟、冨安健洋、伊藤洋輝
MF:遠藤航、守田英正、伊東純也、久保建英、浅野拓磨
FW:上田綺世

2試合連続スタメンは谷口と上田のみだった。

森保一監督は、ワールドカップ優勝のためには「2チーム分の戦力が必要」と常々語っている。

その点を踏まえると、2次予選よりも実力が拮抗した戦いとなる最終予選(3次予選)だが、疲労を考慮しながらある程度選手を入れ替えてくる可能性は高い。とはいえ、怪我人の多いDF陣を中心に2次予選ほどの入れ替えはないだろう。

そういった観点から、バーレーン戦のスタメンを推測してみた。

日本代表 バーレーン戦 予想スタメン

GK:鈴木彩艶
DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹
MF:菅原由勢、遠藤航、田中碧、三笘薫、伊東純也、鎌田大地
FW:上田綺世

フォーメーションは引き続き3-4-2-1と予想。GKは鈴木で変わらず。DFラインも中国戦で20歳の高井幸大が代表デビューを飾ったがここでいきなりスタメンはないとみる。

中国戦が楽な試合展開となり疲労が少なかった点や守備の連係を考えても後ろの4人はおそらくそのままだろう。

中盤は、中国戦でフル出場した守田英正に代えて田中碧を起用。ウィングバックは、右が守備面や4バックへの移行も考えて菅原由勢、左は中国戦63分でベンチに下がった三笘が2試合連続で先発する可能性が高そうだ。

シャドーは中国戦フル出場の久保建英と南野拓実に代えて、復帰即大活躍の伊東と中国戦で出番のなかった鎌田という組み合わせ。鎌田は所属のクリスタル・パレスでも同じフォーメーションでプレーしている点も頼もしい。

そしてトップは、中国戦に続き上田。他に中国戦で途中出場した小川航基やフレッシュな浅野拓磨もいるが、上田は森保監督の信頼が厚いうえ途中出場での実績が少ないことからスタメン起用にこだわるとみる。

なぜ?バーレーン戦の日本代表に呼ばれなかった選手たち

結局、中国戦からは4名の変更と予想。これがどのくらい当たるかも注目のバーレーン戦は、日本時間11日(水)1時から行われる。

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