韓国2部リーグを戦う釜山アイパークは、飲酒運転の疑いで摘発されたFWソン・ホヨンとの契約を解除したと発表した。
ソン・ホヨンは1999年生まれの25歳で、嶺南大学校から2020年に釜山アイパークへと加入したアタッカー。
昨年は21試合で3ゴールを決めるなど飛躍を遂げ、今季は25試合でプレーするなどレギュラーに定着していた。
『京郷新聞』によれば、ソン・ホヨンは10日に飲酒したあとで代行運転を依頼し、その到着を待っている間に自身の車を動かしたところ、駐車場で物損事故を起こしたという。
警察に検挙されることになったソン・ホヨンは自ら11日に釜山アイパークへと事件を報告し、その結果クラブは彼との契約を解除することを決断したほか、所属選手に対して飲酒運転予防教育プログラムを行ったそうだ。
また韓国プロサッカー連盟はソン・ホヨンに対して60日間の活動停止処分を言い渡しており、さらにこのあと懲罰委員会で公式の罰則を決定する予定だという。
釜山アイパークは現在Kリーグ2で27試合を終えて11勝6分け10敗の6位。昇格争いに絡むなか、主力選手の一人が突如退団を余儀なくされるという難しい状況になってしまったようだ。