この夏に英2部のリーズに移籍した日本代表MF田中碧。
ここまで2試合はいずれも5分ほどの出場だが、21日のカーディフ戦では先発起用が期待されているようだ。
有名記者のグレアム・スミス氏が、『Inside Elland Road』でこう話していたそう。
「田中が入るだろう。イーサン・アンパドゥがDFラインに下がり、イリア・グルエフが6番、田中が8番になるだろうからね。いずれにしろ、田中を使うタイミングだ。ダニエル・ファルケ監督はとても忍耐強いし、タイミングを待っている。
カーディフ戦では守備的MFが2人は必要ないし、田中が少し前に出てくれればいい。彼はボールも奪えるが、ボール扱いにおいてグルエフとは違うものがある。彼を使う理想的な機会だろうか。
彼はチャンスがあれば飛び出すが、リーズにそういう選手は多くない。いいシュートを持っている。グルエフが8番でプレーできないというわけではないが、田中のほうがより攻撃的な側面を負っている。いいシュートがあるし、30ヤード(27メートル)以内ではより嗅覚があるかもしれない。ピカピカに光り輝く新しいおもちゃ(期待の新加入選手)に手を伸ばしたい。ただ見てみたいんだ。
彼と契約したのは、より攻撃的なセンターハーフが必要だったからだ。実現するなら早い方がいい」
現在9位のリーズは、ここまで2勝2分1敗。
田中は満を持しての先発デビューとなるだろうか。