欧州でプレーする日本人選手たちが各国リーグでゴールを決めた。

ホルシュタイン・キールFW町野修斗は21日に行われたブンデスリーガ第4節ボーフム戦で劇的同点ゴールをマーク。後半33分に投入されると後半44分に2-2の同点に追いつく値千金弾を奪取!

今季クラブ史上初めて1部に昇格したキールは開幕からの連敗を3でとめ、初めての勝点を手にした。ブンデス公式も「町野の活躍でキールがブンデスでの初勝点を記録」と讃えている。

また、今季からシント=トロイデンでプレーする33歳の日本代表DF谷口彰悟は、21日のベールスホット戦でベルギー移籍後初ゴールを記録。

前半9分、コーナーキックのこぼれを押し込んだ。日本人6人が出場したシント=トロイデンは3-0で勝利し、2連勝となった。

一方、7連敗となったベールスホットのディルク・カイト監督は、「この敗戦は痛い。試合前に知恵を絞ったのだが、ツイていなかった。怪我人もあり、非常にフラストレーションの溜まる午後だった。全てを不運のせいにはできないが、うまくいっていない」と嘆いていた。

オランダ1部のNECでプレーする日本代表FW小川航基は、21日に行われたヘラクレスとのエールディビジ第6節で今季2点目のゴールを決めた。

前半45分、コーナーキックを頭で合わせると相手に当たったボールがゴールに転がり込んだ。『NOS』も「小川がヘディングで合わせたボールは幸運なディフレクトをした」と伝えていた。ただ、小川の追撃弾も届かず、NECは1-2で敗れている。

なぜだ!森保監督の日本代表に呼ばれなかった実力者たち

そして、英3部のバーミンガムでプレーする岩田智輝も21日のロザラム戦で2試合連続ゴールを決めた。

前半14分、またもペナルティエリア外からのシュートを突き刺し、2-0の勝利に貢献。終盤の交代が懸念されているが、指揮官は、ふくらはぎを攣ったようだと説明している。

『Birmingham Mail』は「クラブの誰もが彼の獲得に興奮しているのも当然だ。優れたMFが持つ全てを兼ね備え、ミスもほぼない」として、岩田に9点の高評価を与えていた。『The Scottish Sun』によれば、「彼は絶対的なモンスターだ」と驚愕するファンもいたとのこと。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)