5日に行われた日本代表とのW杯アジア最終予選に0-7で大敗した中国。

2002年の日韓大会以降、本大会出場から遠ざかっている。2006年大会はアジア二次予選で敗退。各グループ1位が三次予選に進めたが、中国は2位で敗退している。

1位になったクウェートとは同勝点だったが、当該チーム間の勝点・得失点差・得点数、さらに、グループステージ6試合での得失点差も全く同じだったため、最後は総得点の差で順位が決定。

クウェートの総得点は15、中国は14で、あと1点足りず…。中国は2004年11月に地元広州で行われた香港との最終戦に7-0で勝利したが、もしあと1点奪っていたら、得失点差でクウェートを上回っていたはずだった(クウェートはマレーシアとの最終戦に6-1で勝利)。

『QQ』によれば、2002年から2004年まで中国代表を率いたオランダ人のアドリアヌス・ハーン監督が当時を振り返っていたそう。

ハーン監督は、試合終了間際に点を奪え!と叫んでいたものの、アシスタントコーチや中国メディアは7-0で十分だと高をくくっていたという。指揮官はもう1点奪えないと敗退すると強調したものの、ピッチ上の選手たちは突破が決まったと思い込み、攻撃をやめてしまったそう。さらに、この試合では中国にPK失敗もあった。

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ハーン監督は、このような重要な試合で中国サッカー協会とサッカーメディア関係者が予選のルールさえ把握していないのは理解しがたかったと語っていたそう。当時の悔しさを回想しつつ、中国サッカー協会の人間は予選のルールさえ理解していなかったと嘆いていたとのこと。

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