日本代表は2026年W杯のアジア最終予選で中国とバーレーンに連勝した。

中国は日本に0-7で惨敗するなど開幕2連敗となったものの、ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督が留任。その中国は10月にオーストラリアとインドネシア、そして、11月にはバーレーンと日本と対戦する。

『SOHU』によれば、中国は新たな帰化選手をチームに加える予定だそう。

「帰化選手に関しては、多くのファンの期待を集めていた河北の外国人助っ人オスカルが給与の問題で中国を離れ、代表入りを期待していたファンを大いに失望させた。オスカルの離脱は間違いなく代表の帰化計画にかすかな影を落とした。しかし、ファンは帰化への新たな希望をまだ探している。

中国代表は帰化選手に新たな力を見出す必要がある。このとき、ある名前が静かに浮かび上がった。

デルガドだ。2019年から主要育成選手に挙げられているこの帰化選手は、怪我から復帰した後に目覚ましい活躍を見せている。デルガドのパフォーマンスは、間違いなく将来への期待を膨らませている。

さらに重要なのは、デルガドが帰化手続きを終え、出身地が山東省済南市になったことだ。これは帰化選手の出場に関するFIFAの規定を満たしていることを意味する。

イヴァンコヴィッチ監督がデルガドの招集に意欲的であれば、早ければ10月のオーストラリア戦で帰化選手のデビューを果たすことになるだろう。

デルガドにとって、中国代表入りが早まることは間違いなく有益だ。選出されれば、出場時間が長くなるだけでなく、中国代表になるという夢を実現するチャンスも得られる。

デルガドの加入により、かつてのチームメイトであるフェルナンド(ブラジルからの帰化選手)らとのつながりも生まれ、攻撃面での代表戦力が大幅に向上することは間違いない」

オスカルというのは元ブラジル代表MFのことではなく、滄州雄獅にいたオスカル・タティ・マリテュというコンゴ民主共和国出身ストライカー。25歳の彼は2018年から中国でプレーしていたが、給与問題で中国を去ったという。

日本代表から冷遇される「移籍が必要」な5名

そうしたなか、新たな帰化選手として注目されているのが、山東泰山に所属するペドロ・デルガド。彼はポルトガル出身の27歳で、スポルティングやインテルの下部組織に所属していたが、2018年に中国へ移籍した。

その後、半年ほどポルトガルのクラブに貸し出られたこともあったはずだが、すでに中国への帰化が完了したという。188cmと大柄な左利きの攻撃的MFであり、中国の新たな武器になるかもしれない。

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