日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンは、9月30日に行われたプレミアリーグ第6節ボーンマス戦に1-3で敗れた。
前半だけで3失点すると後半に1点を返すのが精いっぱい…。菅原は右サイドバックとしてフル出場している。
試合後、サウサンプトンのラッセル・マーティン監督は、闘志、スピリット、勇気、インテンシティ、アグレッシブさに欠けたと嘆いていた。
「先制された後の前半のパフォーマンスにはひどく傷ついた。自分のチームを認識できなかった。
普段は選手たちが見せる勇敢さを誇りに思うが、アグレッシブさも勇気もインテンシティもなかった。ピッチ上で自己防衛モードに入っていたし、ボディランゲージも認識できなかった。
選手たちを認識できなかったし、気に入らなかった。後半はファイトと勇気を大いに見せたが、時すでに遅しだった。
挫折から立ち直る術を与えるのは私の役目だが、我々は2週間前のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-3で敗戦)から学んでいない。それは問題だ。
我々はヤワだった。走らない、戦わないなら、問題になるだろう」
今季プレミアに戻ってきたサウサンプトンだが、開幕6試合で1分5敗(3得点12失点)とまだ勝ちがない。
指揮官はチームの戦いに不満げだったが、『Sky Sports』で解説したジェイミー・キャラガーは「監督が『自分のチームを認識できなかった』と言ったら、選手たちは傷つくだろう」と話していた。
ただ、この日のサウサンプトンがさえなかったのは事実。5日のアーセナル戦ではどんな戦いを見せるだろうか。