清水エスパルスは2日、社会規範、チーム規律に抵触する事実があったため謹慎処分としていた森重陽介に関して、10月2日付で双方合意により選手契約を合意解約することが決定したと発表した。
森重は2004年4月5日生まれの20歳。東京ヴェルディジュニアユースから日大藤沢高校へ進学すると、198cmの長身ストライカーとしてブレイク。3年時に出場した高校サッカー選手権では、チームがベスト16に終わりながら福田師王らとともに大会得点王に輝いた。
2023年にプロ入りした清水エスパルスでも、開幕早々のJ2第2節ファジアーノ岡山戦でデビュー。夏にはスペイン1部マジョルカのBチームに練習参加もしていた。
しかしその後なかなか出場機会を増やせず。チーム事情もありFWではなくDFとしても試され、2年目の今季、唯一出場した天皇杯2回戦の三菱重工長崎戦(9-0勝利)もセンターバックでの起用だった。
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清水は先週末、横浜FCとの天王山を1-1で引き分け、J2首位をキープ。J1復帰に向けてまた一歩前進していたなかで、今回の森重との契約解除となってしまった。