J1ヴィッセル神戸は2日、AFCチャンピオンズリーグエリートで中国1部山東泰山と対戦し、2-1で勝利した。

しかしながら、試合終盤にはボールをキープしようとする神戸FWジェアン・パトリッキに対して、山東の中国代表DF高准翼(コ・ジュンイ)が背後から危険なタックルをしかけてパトリッキがピッチ上に倒れ込んだ。このファウルをきっかけに両陣営のスタッフや選手がピッチに入って、もみ合いに発展した。試合後、日本のSNSでは山東に対し厳しい声が集まっている。

では中国のサッカーファンはこのプレーをどう見ているのだろうか。

中国版X(旧Twitter)とも呼ばれるWeibo(微博)で本試合への反応を見てみると、

「勝つためには仕方なかった」

とファウルに対し肯定的な反応も一部では見られるものの、

「審判がどうであれ、高准翼はこのようなファウルをするべきではなかった」

「審判(のイエローカード)は慈悲だよ」

「あれは本当に必要なカードだったの?」

など、軽率なプレーを行った高准翼やレッドカードを出された山東のスタッフに対し、批判的な意見も多く投稿されていた。

中国に渡って「キャリアを台無しにした」大物選手

現在、中国は建国記念日にあたる国慶節という大型連休中。しかしながら、今節のAFCチャンピオンズリーグエリートでは出場した3チームがすべて負けるという残念な結果に。

連休中で注目が集まる中の自国チームの不甲斐ない敗戦には、ファンからも厳しい意見が集まっているようだ。

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