多くの日本人選手が所属するベルギーのシント=トロイデンは、20日にヘンクと対戦する。
そのヘンクを率いるトルステン・フィンク監督は、昨季までシント=トロイデンを率いており、古巣対決になる。56歳の同氏は2019~2020年にはヴィッセル神戸を監督として率いた人物。
『HLN』によれば、フィンク監督は現地火曜に母親が急死する痛ましい出来事があったものの、試合に臨むことを選んだという。
「気を紛らわすことの助けになるわけではない。私にとってはすごく大きな喪失だ」
ヘンクはフィンク監督の古巣であるシント=トロイデンから有望な2選手を引き抜いたことが物議を醸した。
指揮官はその件について、「彼らは落ち着いているし、賢い子たちだ。彼らは今週はいつもよりも少し勝ちたいかもしれないが、私は特別な注意は払わない。そうすると問題を大きくしすぎてしまう。STVVで監督ができた1年には感謝しているが、結局、これは仕事。サッカーはビジネスだ」と話していたそう。