先月5日に行われた日本代表とのW杯アジア最終予選初戦に0-7で大敗した中国。
日本戦を含めて3連敗を喫したが、15日のインドネシア戦に2-1で勝利し、初白星を飾った。
11月19日には日本と中国との再戦が行われる。
中国代表を率いるブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は、2020年から今年1月までオマーン代表を指揮した。イヴァンコヴィッチ監督時代のオマーンは2021年に行われたW杯予選で日本を0-1で下している(会場は吹田)。
そのイヴァンコヴィッチ監督は、中国の公共放送『CCTV』のインタビューで、その件について言及した。
「あなたはオマーンを率いて、敵地で日本を撃破した。でも、中国代表では日本に0-7で負けた。どちらもあなただし、いずれも日本でのアウェイゲーム。この2チームの違いは何なのか、何が結果に大きな違いをもたらすのか」と聞かれるとこう話していたのだ。
「違うのは、オマーンでは毎年長いトレーニング期間があった。年間60~80日ほどあり、親善試合も多く行った。
オマーンの選手はより自信があり、日本に対して失うものは何もない。彼らはその試合を気楽にプレーできる。
0-7になった一戦では、日本代表のメンバーは中国代表と比べると試合に100%身を捧げることができていた」
オマーン代表では長い準備期間があり、入念な対策ができていた模様。
そして、日本戦に対する思いも中国とは違っていたと説明していたようだ。