オナイウ阿道も途中出場した27日のリーグアン第9節、リヨン対オセール戦。前半終了間際にリヨンに与えられたPKが物議を醸している。

前半42分、リヨン選手が相手ペナルティエリア内で倒れた後、オセールがゴールキックで試合を再開するもVARチェックが入る。

主審がピッチ脇のモニターで確認した後にPKを宣告するとオセール側は猛抗議。スタッフにレッドカードが提示されたほか、前半アディショナルタイムは15分とられることになった。

そのPKをリヨンが決めて先制するも、オセールが2度追いつく形で、2-2の引き分けで試合は終了している(オナイウは後半39分から出場)。

『RMC』は、「オセールがPKに激怒した理由」と伝えていた。

問題はVARそのものではなく、主審がその前に笛を吹いていたことだとか。

オセールのキャプテンであるジュバウは「ボールは出ていた。問題は主審がその前に笛を吹いていたこと。彼が笛を吹く、僕らはとまる。彼はエリア内で接触がありPKだと言った。自分の考えでは、彼はその前に笛を吹き、そこでとまった。彼に質問したが、彼も笛を吹いていたことはよくわかっていた」と激怒していたとのこと。

ジュバウが「テクニカルリザーブ」を提示したため、アディショナルタイムが15分にもなったという。LFP(フランスプロサッカーリーグ)によれば、これは主審の判定に異議を唱えるためのものだそう。

オセール側の主張は、エリア内の接触がある前にボールはゴールラインを割っていた、主審もすでにゴールキックの笛を吹いていたため、PKにならないはずということのようだ。

オセールのクリストフ・ペリシエ監督は「状況の解釈が厳しい。フラッグが上がり、彼(主審)は笛を吹いた。彼は私にその後の笛を吹いたと言った」と述べていた。

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『A Bola』は、「前代未聞!物議を醸したPKを受けてオセールが『テクニカルリザーブ』を要請、再試合の可能性も」とも伝えていた。再試合になるのは、主審が当該チームに損害をもたらすミスを犯したとみなされた場合だそう。

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