今シーズンのフランス2部にあたるリーグ・ドゥを制覇することに成功したオセール。その主力の1人としてオナイウ阿道が活躍を見せ、2回のハットトリックなど15ゴールを決めてみせた。

かつては名将ギー・ルーによって40年以上率いられ、多くの選手たちを育てた「育成の名門」オセール。今回はそのクラブの下部組織で育った最強選手を5名ピックアップした。

エリック・カントナ

国籍:フランス

オセール所属年度:1981~1988

後にマンチェスター・ユナイテッドとフランス代表で大きな存在感を見せた伝説の帝王。自信に溢れた大胆不敵なプレーで勝者となった彼がキャリアを始めたのが、ユース時代から所属したオセールであった。

1981年に15歳で加入し、その後18歳で兵役を経験。そこから復帰したあとにプロ契約を結び、1988年までプレーした。彼の気難しい性格からくるトラブルも多かったものの、印象的な活躍を見せて当時のフランスリーグ最高額の移籍金でマルセイユに引き抜かれている。