宮崎・日章学園のU-19日本代表FW高岡伶颯(17)が那須大亮のYouTubeチャンネルに出演し、サウサンプトン加入内定の経緯を明かした。
超高校級のFWとして知られる高岡は今年6月、イングランドのサウサンプトンに加入内定したことが発表された。
18歳の誕生日を迎える来年3月に正式契約を結ぶ予定だが、動画の中ではどのようにしてオファーを受けたのかについてが語られている。
高岡によれば最初に注目されたのはU-17アジアカップの最終予選で、その後2023年U-17ワールドカップで4得点を決めたこともあり、トライアウトへの参加を要望されたのだという。
今年3月、ドイツ・デュッセルドルフで行われた高校選抜の大会に参加した後、その足でイングランドへ。1人だけが参加した2週間ほどのトライアウトでは、セカンドチームでプレーしたようだ。
世代は違うものの元イングランド代表FWマイケル・オーウェンに憧れており、動画をみながら学んでいるという高岡。
小柄な彼は大柄な外国人選手のフィジカルに苦しめられた一方、武器であるスピードや守備面などには手応えを感じていたのだそう。
「(相手は)こすい部分はあったんですけど、それも全部読んでいるので。かわしたり…とても楽しい期間でした」と振り返っており、帰国後しばらくしてからオファーが届いたとのこと。
近年、Jリーグを経由せずに高校卒業から直接ヨーロッパを目指す選手も増えている。
これについて高岡は、「僕の目標というか夢は、A代表でワールドカップ優勝すること。それとプレミアリーグで活躍する。Jリーグを経由してもよかったんですけど、今しかないチャンスを絶対に掴みにいくという気持ちでした」と語っていた。
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ちなみにすでにサウサンプトンに所属するDF菅原由勢、MF松木玖生(トルコ1部ギョズテペにローン中)とは、まだ面識がないとのことだ。