2014年から2015年まで日本代表を指揮したハビエル・アギーレ監督。
現在は母国のメキシコ代表を指揮しており、16日にはホンジュラスとのCONCACAFネーションズリーグを戦った。アウェイのメキシコが0-2で敗れた試合後にショッキングな事件が発生。
¡PESIMA SEGURIDAD Y ORGANIZACIÓN! ❌
Javier Aguirre se llevó un fuerte golpe con una lata de cerveza lanzada desde las gradas lo que provocó que se le abriera la cabeza y terminara sangrando 🇲🇽
NO HAY LUGAR PARA LA VIOLENCIA EN EL FUTBOL #RivalidadAzteca pic.twitter.com/8XT7Dozgfn
— TV Azteca Deportes (@AztecaDeportes) November 16, 2024
スタンドから投げ込まれた物体がアギーレ監督の頭部を直撃し、激しく流血する事態になったのだ。
『ESPN』などによれば、スタンドから投げ込まれた缶が直撃したようだ。
試合中にアギーレ監督とホンジュラスファンは激しく罵り合っており、指揮官は「クソ野郎ども」と言い放っていたとも。
そうしたなか、ホンジュラスサッカー協会は声明を発表。一部のホンジュラスファンによるアギーレ監督に対する敬意を欠いた行動は遺憾であり、断固として非難するとした。そのうえで、ホンジュラスファンを侮辱して挑発したアギーレ監督の態度も容認できないとしている。
『DIEZ』によれば、ホンジュラスサッカー協会のホルヘ・サロモン会長は、アギーレ監督に謝罪しつつ、指揮官からの謝罪も求めたとのこと。
「残念ながら、試合終了時に非難すべき出来事があった。物が投げつけられ、アギーレ氏に怪我を負わせた。ホンジュラス国民は誰もこのことを喜んでいない。我々は喜びの国であり、攻撃的な国ではない。
しかし、我々はアギーレ監督がホンジュラスファンに対して取った態度も非難する。あれは公衆に対する卑猥なジェスチャーであり、あってはならない悪い言葉であり、サッカーではどちらも許されない。
私たちも彼らもそのような行動をとってはならない。ましてや長年サッカーに携わってきた人物がそのような行動をとることはありえない。
この国で起きたことについては彼に謝罪するがが、彼にもファンに対する失礼なジェスチャー、侮辱についてホンジュラスに謝罪するよう求める」
adidasと契約していないのに「日本代表の10番」をつけた8名
メキシコ対ホンジュラス戦は以前から『戦争』のようだと言われてきたそう。
アギーレ監督は「敵意とは何か。ひとつはライバルのファンがブーイングを浴びせることだ。スポーツとはそういうもの。ホンジュラスのファンは、ルールの範囲内で自分たちのことをやる。VARがなかった時代は終わったし、今はカメラがたくさんあるから心配することはない。試合にはつきものだし、私は冷静だ。国歌斉唱以外はブーイングされるだろう」と試合前の段階で話していたという。