Jリーグは17日、この日行われた理事会において、2026-27シーズンからのシーズン移行に向けて、2026年前半の大会をシーズン移行期の「特別大会」として開催することを決定したと発表した。

シーズンが移行する2026-27シーズンは、2026年8月1週頃に開幕、2027年5月最終週頃に閉幕することが決まっているJリーグ(※12月2週頃の試合後から2027年2月3週頃の試合までウインターブレーク期間あり)。

これにより生まれる約半年間の空白期間に実施されるのが今回の「特別大会」となる。概要は以下の通り。

「特別大会」概要

(1)J1リーグ特別大会

・J1 20チームが参加/全200試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による降格はなし
・優勝クラブはAFCチャンピオンズリーグエリート2026-27の出場枠を獲得
・「勝点1ごと」「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額12億円)

(2)J2・J3リーグ特別大会

・J2・J3 40チームが参加/全400試合
・地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成
・PK戦による完全決着方式
・特別大会による昇格・降格はなし。JFLとの昇降格も行わない
・「勝点1ごと」「最終順位ごと」の特別助成金を設定(総額6億円)

地域ラウンドは、J1が2グループ(各10チーム)、J2・J3が4グループ(各10チーム)に分かれ、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を実施。

プレーオフラウンドは、地域ラウンド各グループの同順位同士でホーム&アウェイ方式の2試合を行い(※J2・J3は4チームのため1試合制のノックアウト方式)、最終順位を決定するという。

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賞金は、J1は1位1.5億円、2位6,000万円、3位3,000万円、J2・J3は1位1,500万円、2位750万円、3位250万円。さらに「勝点1ごと」「最終順位ごと」に特別助成金が支払われる。

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