先日、元中国代表監督の李鉄(リー・ティエ)に、収賄罪などで懲役20年の判決が下された。
47歳の同氏は、選手時代に中国代表として92試合に出場。引退後、2019~2021年まで中国代表監督を務めた。
中国人民検察院によると、李鉄は2015~2021年に7700万元(約16億円)を不正に受け取ったほか、代表監督の地位を得るために賄賂を贈り、プロチームの監督時代には選手に八百長をさせるためにチームとともに4000万元(約8.4億円)を受け取っていたとか。合計額は1.2億元(25.3億円)ほどになるとも。
『163』によれば、李鉄の妻と2人の娘は、アメリカに逃れたとか。妻は李鉄の量刑が軽くなるように弁護士費用を負担したとも(長女の年齢は20歳という説)。
李鉄は、イングランドのエヴァートンとシェフィールド・ユナイテッドでプレーした経験があるが、彼は英国にも妻がいて、その女性との間に子供もいるとか。
「李鉄は遊び好きと言われており、中国と英国にそれぞれ妻がいて、英国には息子が1人いる」と伝えられており、『Sohu』は2023年時点でこう報じていた。
「2つの家族、3人の子供、そして複数のガールフレンド!遊び上手か。
李鉄は、本当に二面性のある人物だ。彼は人々の前で愛国心を叫んでいたが、裏の行動は卑劣。
李鉄は、中国サッカー界の腐敗の一部にすぎない。彼は私生活にも大きな問題を抱えている。
我々中国人は一般的に一夫一婦制だが、李鉄はこれに従っていない。2つの家庭を持っており、それぞれに子供がいる。
よく知られている妻のほかにもう一人の妻がおり、英国でも家庭を築いていることが分かっている。
李鉄は中国で働いていたが、様々な口実で英国にいる二番目の妻と子供たちを訪ねたことがある。
ファンは無頓着なその生活に衝撃を受けた。代表監督だった人物がこんなバカげたことをするのかと」
李鉄は、米カリフォルニア州の裕福な地域に高級住宅を購入し、子供たちを留学させていたほか、英国リヴァプール近辺にも不動産を所有していたそう。
その海外資産は、家族やガールフレンドの名義で購入されていたとも。