東南アジア最強を決める代表トーナメントのASEAN三菱電機カップが当地で行われている。

石井正忠監督のタイ代表は、グループAを全勝の首位で突破し、準決勝進出を決めた。

ただ、代表選手3人が大会中に所属クラブに一時帰った後、再び代表に合流するという出来事があった。

タイは17日夜に敵地で行われたシンガポール戦に4-2で勝利。その後、タイのブリーラム・ユナイテッドに所属する3人の代表選手はクラブチームに戻るために代表を一時離脱。

18日にタイ国内で行われたブリーラムのFAカップに合流したものの、1分も起用されず。その後、3人は代表に再合流すると、20日にバンコクで行われたカンボジア戦でベンチ入りした(2人は途中出場)。

『Daily News』によれば、石井監督は3選手がブリーラムに呼び戻されたのはクラブ側の要請であり、協会も承知していたと述べたそう。そのうえで、「代表チームに影響を与えるため、起きたほしくなかったが、そうなってしまった」と話していたという。

代表側に拘束力があるような国際トーナメントなら、こういったことは起きない。

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タイは準決勝でフィリピンと対戦するが、決勝と同様にホームアンドアウェイの2試合を行う。

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