ヴィッセル神戸は24日、元日本代表FW武藤嘉紀との契約を更新したことを発表した。
武藤は1992年7月15日生まれの32歳。FC東京のアカデミーで育ち、トップ昇格を打診されるも慶応義塾大学へ進学。特別指定を経て、2014年からFC東京へ正式加入すると、1年目から33試合で13ゴールと大ブレイクした。
2015年夏に移籍したドイツのマインツでも結果を残し、日本代表として2018年のロシアワールドカップへ出場。その後はイングランドのニューカッスル、スペインのエイバルと渡り歩いた。
2021年8月、Jリーグ復帰したヴィッセル神戸でも主力として活躍。今季は37試合で13ゴールを記録し、チームのJ1連覇&天皇杯との2冠に大きく貢献。自身初のJリーグ最優秀選手賞に輝いている。
以下は神戸との契約更新が決まった武藤のコメント。
「この度、ヴィッセル神戸と契約を更新させていただきました。多くのことを考える時間が必要でしたが、三連覇、そしてクラブの目標でもあるアジアNo.1を獲るために本気で僕を必要としてくれたヴィッセル神戸に全てを捧げる覚悟でこの決断をしました。この決断を尊重してくれた家族のために、日々応援、サポートしてくれる方々のために、全てを尽くして全力でプレーを続けますので、引き続き応援よろしくお願いします。トモニ闘いましょう!」
なお、武藤の年俸に関して一部メディアで「総額5億円」という情報が事前に報じられていたが、武藤本人が契約更新発表後に当該記事を引用する形で「1番最後に(金額は推定)と付ければ、事実とは全く異なること書くことOKなのでしょうか??」とSNSへ投稿。これを否定している。