今シーズンのJリーグを制覇したヴィッセル神戸。吉田孝行監督の下で安定した戦いを続け、2023年に続く連覇を達成したほか、天皇杯も制覇することに成功している。
そして今回、ヴィッセル神戸は優勝が決まった当日に行われたという選手たちの対談動画を公開した。
出演しているのはGKの新井章太、DF初瀬亮、そしてMF佐々木大樹の3選手。仲が良いという彼らが今シーズンのプレーを振り返っていた。
そして、今季3年目の指揮となった吉田孝行監督の采配については以下のようにコメントしていた。
新井「孝さんすごいよ。当たるんだよね…っていつも言ってたよね」
初瀬「当たるんだよね。スタメンで使った選手が結果を残したりとか」
佐々木「練習から見てますもんね。調子の良いメンバーをポッと入れたりとかします。すごいわ」
新井「陸斗(広瀬陸斗)の左ウイング起用とかね。選手はいっぱいいるところで、今日(湘南ベルマーレ戦)も彼が潰れてゴールが決まったシーンがあったけど。ああいうの、見えてるの?!って思うよ。
もちろん出た選手が準備しているというのもすごいけど、孝さんは本当にすごいと思う」
また、佐々木大樹が今季初めてキャプテンを任された試合の前にはこんなエピソードもあったという。
新井「大樹にキャプテンを任せたときもヤバいよ。『お前PK蹴るなよ』という感じで言われた次の日に『お前キャプテンだからな』って」
その試合は9月に行われた天皇杯の鹿島アントラーズ戦。佐々木大樹に初のゲームキャプテンを任せた裏側には、吉田孝行監督による期待を示すと同時に「勘違いするなよ」というメッセージがこもっていたそうだ。