ガンバ大阪は6日に奥抜侃志をドイツ2部ニュルンベルクから完全移籍で獲得したことを発表した。
奥抜は昨年1月に日本代表デビューを果たした25歳のアタッカー。
大宮アルディージャからポーランドを経て、ドイツにステップアップしたが、ミロスラフ・クローゼ監督が就任した今季は途中から構想外のような立場に置かれていた。それでもニュルンベルクでは愛されていたようで、退団を報告したSNS投稿にはチームメイトから惜別のメッセージが寄せられている。
また、ガンバは同じ6日に坂本一彩(いさ)が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためにチームを離脱すると発表した。
21歳の坂本はガンバのアカデミーで育成された逸材でJ2ファジアーノ岡山から復帰した今季はJ1で10ゴールと大ブレイク。注目度の高い期待の存在だっただけにアナウンス直後はガンバの公式HPにアクセスが殺到した。
『Transfermarkt』によれば、ベルギー1部のウェステルローへレンタル移籍する可能性があるとのこと。
ウェステルローは現在、16チーム中12位。チームを率いるティミー・シモンス監督は元ベルギー代表選手で、現役時代にはニュルンベルクで清武弘嗣や金崎夢生ともプレーしたことがある。