大分トリニータは8日、U-19日本代表MF保田堅心がベルギー1部のヘンクへ期限付き移籍することが決定したと発表した。
保田は2005年3月5日生まれの19歳。サガン鳥栖でU-15からU-18へ昇格することできず、2020年に大分トリニータU-18へ加入。すると、翌2021年8月の天皇杯4回戦で早くもトップチームデビューを果たす。
その後も高校生ながらJ2での出場を重ね、トップ昇格した2023年には29試合に出場。2年目の昨季も31試合で4ゴールを記録し、ロサンゼルス五輪世代の世代別代表でも主力の一人を担ってきた。
年が明けて1月4日、大分は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、保田がチームを離脱すると発表。晴れてヘンクへの期限付き移籍が決まった19歳MFのコメントは以下の通り。
「ベルギーのゲンクに期限付き移籍する事になりました。
まずは、2024シーズン沢山のご声援ありがとうございました。ユースを含めて5年間、色々な経験をさせていただき、大きく成長させてもらいました。
沢山の素晴らしい選手、スタッフ、ファン・サポーター、そしてトリニータに関わる全ての方々と巡り会えて、ここまで成長することができました。本当に感謝しています。
移籍を前提とした手続きによるチームの離脱が決まってから、こんなにも僕を応援してくれる方々がいるのだと再確認してすごく嬉しかったですし、より一層身が引き締まりました。
ここまで育ててくれた家族、支えてくださり応援してくださる全ての方々、そして自分の目標のために本気でチャレンジしてきます。
必ず良いニュースを日本に届けます。
5年間ありがとうございました。大分の選手として、胸を張って行ってきます!」
保田が移籍するヘンクは、ベルギーリーグで首位を走る強豪。
J屈指のタレント育成力!大分トリニータU-18出身の「最強ベストイレブン」はこれ
過去に鈴木隆行や伊東純也が在籍していたことで知られ、現在もセカンドチームのヨング・ヘンク(ベルギー2部)に同じロス世代の18歳DF吉永夢希が在籍している。