ホルシュタイン・キールの日本代表FW町野修斗にフランス・リーグアンのトゥールーズが興味をもっている、フランス『Only Mercato』が報じている。
『Only Mercato』によると、町野とホルスタイン・キールの契約は2027年6月まで。移籍金は約700万ユーロ(日本円で約11億5000万円)と見積もられている。
トゥールーズは、リーグ・アンに迅速に溶け込むことができる人材として町野をピックアップ。同紙は、「町野は主にサポートフォワードの役割を担うが、様々な攻撃ポジションでプレーできるなど、多才なプレーを見せている」と賞賛した。
とりわけ、「ダイナミックなプレーと、さまざまな攻撃の役割に適応するポリバレントな能力」を評価。チームの中心選手と述べている。
町野修斗は、1999年生まれのFW。 履正社高校から横浜F・マリノス入りもマリノスでは出番がなく、期限付き移籍先のギラヴァンツ北九州で頭角を現した。その後、同北九州へ完全移籍。2022年に湘南ベルマーレへステップアップし、J1再挑戦となると、2022シーズンに二けた得点をあげた。翌2023年はJ1で19試合9ゴールをあげ、夏にブンデスリーガのホルシュタイン・キールへ移籍。昨シーズンは31試合5得点をあげていた。
なお、湘南ベルマーレからホルシュタイン・キールへの移籍金は明かされていないが、数百万ユーロだっとと言われている。
トゥールーズがリーグアンで8位と上位進出を狙うのに対して、ホルシュタイン・キールは現在ブンデスリーガで17位と残留争いに巻き込まれており、レギュラークラスの選手を放出するか難しい決断を迫られそうだ。