この冬の移籍マーケットでマルセイユからアイントラハト・フランクフルトへと移籍することが決まったFWエリー・ワイ。
フランス代表にも選ばれた若きストライカーであったが、今季の前半戦ではマルセイユに馴染むことができず、バックアップだったニール・モペにポジションを奪われてしまった。
さらに今月は大腿部を負傷してしまったために3試合を欠場しなければならない状況に陥っていたが、24日にフランクフルトへの移籍が決定していた。
マンチェスター・シティに加入したオマール・マルムシュの後釜として期待されており、2000万ユーロ(およそ31.2億円)もの移籍金が支払われることになった。
フランクフルトにはフランスのユース代表でもチームメイトだったFWウーゴ・エキティケが所属しており、クラブレベルでのコンビ再結成となる。
『Kicker』によれば、ワイは火曜日にフランクフルトでの加入記者会見を行い、以下のように話していたとのこと。
「ランスやマルセイユで苦戦した理由?僕はもっと若い頃にモンペリエで最高のシーズンを過ごした。だからディフェンダーが僕のことをよく分析していて、このところは警戒レベルがかなり高くなっていたんだ。
ただ、僕は自分に何の疑いも持っていないんだ。備えている能力と可能性をよく分かっているからね。僕は優れたストライカーだし、それを証明してみせるよ。
この苦戦は国外に出るための重要なステップだった。できるだけ早く慣れて、言語を学びたい。次の記者会見はドイツ語でできるといいね!」
なお現在抱えている怪我についてはそれほど大きなものではなく、来週からはチームトレーニングに合流する予定だという。