南野拓実や遠藤航がプレーしてきた世界的クラブであるリヴァプール。

1996年から2013年までプレーした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、クラブ歴代2位となる通算737試合に出場したレジェンドだ。

キャリアをリヴァプールに捧げたワンクラブマンでもあり、現在は解説者としても活躍している。

その彼の息子であるジェームズ・キャラガーがマルタ代表に初招集された。16日に発表されたW杯予選に向けた26人のメンバーに名を連ねていたのだ。

22歳のジェームズは192cmのセンターバックで、英3部ウィガンに所属。背番号はリヴァプール時代の父親と同じく23番を背負っているが、ユース年代を含めても代表経験はない。

もともとジェイミーの母方がマルタ系で、『talkSPORT』によれば、2月には父ジェイミーと息子ジェームズにマルタの市民権が与えられており、マルタサッカー協会会長も親子との交渉を明かしていたそう。

FIFAランク168位のマルタは、2026年W杯に向けた欧州予選でポーランド、フィンランド、リトアニア、そして、スペインかオランダのどちらかと同グループを戦う。

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3月にはフィンランドとポーランドと対戦するが、ジェームズの代表デビューとなるのだろうか。

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