三笘薫が所属するブライトンは、15日に行われたマンチェスター・シティとのプレミアリーグ第29節を2-2で引き分けた。
リーグ4連覇中の王者相手にボール保持率では4割に満たなかったが、シュート数では相手を上回っている。
83分間プレーした三笘は、前半に逆サイドからのクロスに飛び込んで、相手GKシュテファン・オルテガと接触しつつ、ゴールネットを揺らすも、得点は取り消された。
元イングランド代表FWアラン・シアラーは、『BBC』の解説でこう話していたそう。
「彼らはマンチェスター・シティのサイド、両フルバックの裏の弱点を見抜いた。
(シティの両ウィングであるジェレミ・)ドクとサビーニョの助けはあまりなかった。
三笘は開始1分でその意図を見せた。中央での3対2の局面だ。ブライトンはこの試合でずっとそれを繰り返していた。何度も背後をついた。
(ブライトンDFジャック・)ヒンシェルウッドと対峙したドクは守備をあまりしたがらない。彼は自分がやるべきことを分かっていたのだろうか。味方のサイドバックを助けなければいけない。
彼ら(ブライトン)は間違いなくこの試合に勝つべきだったと感じているだろう。繰り返しになるが、ブライトンは本当に印象的だった」
この日は両チームともに4-2-3-1システムだったが、ブライトンは意図的に数的有利な状況を作り出していたとのこと。
三笘のゴールが取り消されたシーンは、ドクが守備に戻るのが遅れたために右SBのヒンシェルウッドが余裕をもってクロスを入れることができていた。