現在、世界各地で代表戦が行われているが、一部地域では国内のリーグ戦が中断されずに開催されている。
北アイルランドもそのひとつだが、同国1部リーグのキャリク・レンジャーズは、24日に謝罪の声明を発表した。
クラブと所属GKジャック・マッキンタイアは、22日に行われたクリフトンヴィル戦での出来事をお詫びするとしつつ、子どもホスピスに寄付を行うとともに、ボールボーイと家族に連絡を取るよう努めるとしている。
問題はクリフトンヴィルのホームで行われた22日の試合で起きた。
キャリク・レンジャーズの22歳GKマッキンタイアは、ボールを受け取った後にボールボーイを手で突き飛ばしたのだ。ボールボーイはその場に倒れ込み、ホームサポーターたちはその行為に激しく反応した。
マッキンタイアは主審からカードを提示されることはなかったが、『BBC』によれば、相手サポーターからブーイングを浴び続けたという。
キャリク・レンジャーズ監督はこの件についてコメントを避けたが、クリフトンヴィルの監督は「彼がボールボーイに手を出したのなら、ルール的に退場にならなかったのは幸運だった」と述べた。
今後、北アイルランドサッカー協会が懲戒処分を下す可能性があるほか、北アイルランド警察もサッカーの試合で暴行があったとの通報を受けて捜査しているとのこと。